2010年01月12日

「鯨を救うことは戦争」と報道する オーストリアメディアの異様ぶり(J-CASTニュース)

 反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」の妨害船「アディ・ギル号」が南極海で日本の調査船「第2昭南丸」と衝突した問題で、オーストリアのメディアは「これは鯨を救う戦争だ!」とするシー・シェパードの主張を大々的に取り上げ、反日的な色彩が強い記事を掲載している。日本の調査船は航行不能になった「ギル号」の遭難信号を無視、けが人の救出に手を貸さないばかりか、追い打ちの放水をした、などと事実無視の書きたい放題だ。

 「第2昭南丸」は調査捕鯨中、複数のSS船に負われ、悪臭を放つ液体の入ったボール状の物をぶつけられるなどの妨害を受け、日本時間2010年1月6日午後0時半ごろに「ギル号」と衝突した。水産庁によると「ギル号」は「第2昭南丸」の進路を横切る際に急減速。「第2昭南丸」は避け切れず「ギル号」の船首部分にぶつかった。「ギル号」は航行不能になり、SSの別の船が乗組員を救出。同8日未明に「ギル号」は沈没した。

■乗組員に対し日本船が放水をした

 ヘラルド・サンウエブ版はこの衝突に関して、SSのオーストリア責任者Jeff Hansen氏などSS関係者のコメントを掲載した。

 それによると、SSは国際保護法に従い、鯨を守るために命をかけ海に出ているが、日本人は鯨の命を奪うために海にいる、と主張し、「労働党もクジラの野蛮な虐殺を辞めなければ国際司法裁判所へ持っていくと約束しているし、国立大学の教授も南極海での捕鯨停止の決定は短期間で下されるだろうと話している」などとし、SSの行為の正当性を強調している。

 そして、今回の船同士の衝突について、「ギル号」の乗組員がこう語ったとしている。

  「日本の船は我々へまっすぐ全速力で向かう事を決めていた。航行不能になったギル号は海の汚染を防ぐため、船に積んでいた油や燃料を除去したが、日本船はこの時、海の環境を守ることにSSに協力しなかったばかりか、乗組員に対し日本船が放水して追い打ちを掛けた」

 大衆紙デイリー・テレグラフも電子版でSS関係者のPaul Watson氏のインタビューを掲載した。

 同氏は「これは、戦争です。クジラを救うことは戦争です」などとしたうえで、日本は国際法違反の捕鯨を繰り返し、それに反対する我々の船に故意に衝突してきたにも関わらず「SSのせいだ」などと主張しているのは許せない、と語った。さらに、「日本政府は捕鯨船が我々のメンバーを負傷させたり、殺したとしても、行動を正当化し、擁護するに決まっている」などと強い口調で非難、日本の南極海での捕鯨活動を止めさせるため連邦政府に海軍船を送るよう依頼したことを明かした、という。

 いずれの記事もページを大きく割き、一方的に日本を非難する内容だ。ヘラルド・サンが今回の事故を受けウェブで「日本の捕鯨船はすぐに南インド洋から撤退すべき?」との緊急アンケートを実施。5500の回答があり、10年1月8日午後6時現在でYesが80.12%。Noが19.88% になっている。

■「日本は外交と交渉が下手すぎて鬱」

 日本でも「シー・シェパード抗議船 日本船と衝突」について、動画投稿サイト「ニコニコ動画」が10年1月7日に特別アンケートを実施。9万2430人の回答があり、SSの日本船への妨害行動を「理解できない」が83.8%、「理解できる」が5.5%、「どちらともいえない」が10.8%という結果だった。また、世界に対し「捕鯨国・日本の立場を主張していくべき」が67.0%で「反捕鯨にシフトしていくべき」の9.1%を大きく上回った。

 今回の衝突事件について、「水産庁とSSの言い分は、どちらが正しいと思うか」については、「水産庁の言い分が正しいと思う」が55.5%。「SSの言い分が正しいと思う」はたったの1.3%だった。このアンケートに対してコメントが6500近く付いていて、

  「シー・シェパードは日本文化を壊そうとしています」「テロに屈するなんてありえない」「日本は外交と交渉が下手すぎて鬱」

などと書き込まれている。


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パトカーが民家の塀に衝突=警部補「考え事していた」−警視庁(時事通信)

 12日午前8時5分ごろ、東京都大田区久が原の区道で、警視庁田園調布署地域課の男性警部補(49)が運転するパトカーが民家のブロック塀に衝突した。
 塀には直径約50センチの穴が開き、警部補は足に軽傷を負った。住民にけがはなかった。
 同署によると、現場は見通しの良い緩やかな右カーブで、パトカーは左側の塀にぶつかった。
 警部補はパトロールに向かう途中で、「考え事をしていて、うっかりぶつかってしまった」と話しているという。 

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